年始の風物詩ともいえる箱根駅伝が2022年も話題になっていますね。
ここ数年、長距離界では厚底シューズの出現で高記録を連発している選手が増え、アイテムによるレベルアップが注目されていました。
しかし、最近では厚底シューズ以外にも、『ハーフタイツ』を導入する選手が増えてきており、注目されてきていますね。
ハーフタイツはどんな機能や効果があるのか気になります。
そこで今回の記事では、
- ハーフタイツとは?
- ハーフタイツの機能と効果は?
- ハーフタイツを使用している選手は?
という内容で詳しくまとめてみました。
Contents
ハーフタイツとは?
ハーフタイツとは、太ももやふくらはぎなどに着圧設計がされているタイツのこと。
https://twitter.com/reysol_runner/status/1213048681663873024?s=20
膝上までピタッとしたスパッツのようなタイツが、「ハーフタイツ」と呼ばれています。
スポーツ以外では、長時間の立ち仕事や筋肉疲労が多い仕事をする人にも使用されている
ようです。
ロング丈とハーフ丈がありますが、陸上競技者は膝の動きを邪魔しないハーフ丈をよく使用しています。
【ハーフタイツ】2022箱根駅伝で人気!
2021年12月、大学長距離界でユニホームにランニング用ハーフタイツを導入する学校が増えていると報道され、大きな話題になっていますね。
【箱根 厚底の次はタイツが席巻か】https://t.co/Jj5oDCTmYK
2022年箱根駅伝を控える大学長距離界で、ユニホームにハーフタイツを導入する動きが広がっている。タイツは骨盤を固定し、太ももの筋肉の振動を抑制する働きがあるという。
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) December 29, 2021
厚底シューズの次は―。22年箱根駅伝を控える大学長距離界で、ユニホームにハーフタイツを導入する動きが広がっている。
引用:スポーツ報知
箱根駅伝で見てみても、ハーフタイツの使用者が倍増していることが分かります。
- 2020年箱根駅伝…11人使用(210人中)
- 2021年箱根駅伝…24人使用(210人中)
- 2022年箱根駅伝…27人使用(105人中)
着用者も近年増加しており、20年大会では210人中11人(5・2%)だったが、前回21年大会は24人(11・4%)と倍増(ミズノ調べ)。今大会は、1区で20%を超えており、全体の使用者もさらに増加しそうだ。
引用:スポーツ報知
【ハーフタイツ】人気の理由
そもそも、なぜこのハーフタイツが注目され始めたかというと、
202年東京オリンピックで大迫傑選手が着用していた
ことがきっかけだったようです。
大迫選手は、ハーフタイツを着用して走り、見事日本人で6位という好成績を残しています。
そのことがきっかけとなり、多くの大学で練習時からハーフタイツを着用する選手が増えてきて、大学長距離界でも浸透し始めたということです。
着用した選手が好記録を出しているという幻の様なタイツですが、その機能や効果はどういった感じなのでしょうか。
【ハーフタイツ】着用の効果はどれくらい?
ハーフタイツ着用の最大のメリットは、
ことで余分なエネルギー消費をせず、効率よい走りに繋がるのだそう。
そのため、
というのが最大の利点なんだそうです。
人気のハーフタイツはこれ!
ハーフタイツは、主に2社の商品が比較的多くの方に愛用されているようです。
商品①ミズノ「バイオギアソニックタイツLD」
ミズノの「バイオギアソニックタイツLD」はこちら。
ミズノ バイオギアソニックタイツLD
写真と実物のミズノのロゴの位置が逆な気がするが、中のサポート素材と紐の位置を見る限りこれでいいはず… pic.twitter.com/j44wTKMDr5— コウ (@ko_run_fun) November 16, 2021
ミズノでは、動きやすさを追求して、水着の技術を応用して動きやすさと適度な締め付けを両立させた商品となっています。
筋振動の軽減により、走行時の酸素消費量を約2.7%削減に成功した。「無駄な力を使わないので、少ない酸素量で効率的に走れる。その分、終盤体力が持って粘れます」。
引用:スポーツ報知
商品②NIKEナイキ「 エアロスイフト ハーフタイツ」
大迫選手が着用していたモデルとして人気爆発中のようですね。
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【ハーフタイツ】2022箱根駅伝で着用選手を紹介!
ハーフタイツは、東京五輪男子マラソン6位入賞の大迫傑さんが最初に着用し始めました。
大迫傑選手6位入賞おめでとうございます。魂の走りに感動しました!
最後までワクワクするレースをみせていただきました。
【ケガをしないで安全なランニング・ライフ】 → https://t.co/y8NBFRKrLs#大迫傑 #東京オリンピック #がんばれニッポン #Tokyo2020 #東京2020 #Olympics #オリンピック pic.twitter.com/VZWlrrLOgJ— 世田谷区 あべ池ノ上接骨院 (@abe_ikenoue) August 10, 2021
大迫傑さんは少なくとも2019年にはタイツを使用していますので、2019年以降の成績を調べてみました。
- 2019年9月15日:マラソングランドチャンピオンシップ 3位(2時間11分41秒)
- 2020年3月1日:東京マラソン 4位(2時間5分29秒・自己記録)
- 2021年8月8日:東京オリンピック 6位(2時間10分41秒)
タイツの影響だけではないと思いますが、2019年以降は自己記録を出した東京マラソンなど好調が続いていますね。
大迫傑さんの影響もあってか、最近ではユニフォームに採用する大学が増えてきているようです。
大学駅伝の世界でも、練習から着用している選手も増えてきているようですね。
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法政大学の鎌田航生選手は、2021年箱根駅伝でハーフタイツを着用。
1区で区間賞の記録を出してます。
2021年の箱根駅伝予選会では中央学院大学の栗原啓吾選手が着用し、日本人トップの力走でチームの7位通過に貢献しています。
そして、2022年箱根駅伝でタイツを着用した選手は、法大の内田隼太選手など1区だけでも5選手がタイツを着用していました。
着用者は1区で20%を超えており、全体の使用者も更に今後増加しそうですね。