2021年の紅白歌合戦にKAT-TUNが初出場することが決定しています。
KAT-TUNといえば、デビュー曲「Real Face」でオリコン年間チャート1位を獲得するなど、デビュー当初からこれまでの活躍が華々しいですよね。
今までの活躍を改めて振り返ると、紅白になぜ今まで出場していなかったかが疑問に思うところです。
そこで今回は、
- KAT-TUNが紅白に出なかった理由
- 2020年紅白出場を果たした理由
という内容でお届けいたします。
Contents
【衝撃】KAT-TUNが2021年紅白初出場
2021年11月19日、大みそかに放送される『第72回NHK紅白歌合戦』の出場歌手が明らかになりました。
白組の出演者として話題となったのは、KAT-TUN。
デビュー15周年にしてついに紅白初出場を叶えたのです。
これには、3人のメンバーも喜びを隠せない様子でそれぞれコメントされていました。
KAT-TUNといえば、デビュー曲「Real Face」から75.4万枚という歴代ジャニーズデビュー曲の売上1位を達成。
2021年3月発売の「Roar」は初日に20万枚を売り上げる快挙を果たしています。
そんな華々しい功績で活躍してきたKAT-TUN。
であるだけに、なぜこのタイミングで初出場なのかが疑問の声が上がっているようです。
紅白、
なぜ、
KAT-TUN、
なの
?#紅白歌合戦2021 #— MAYU (@mayyuuworld) November 19, 2021
https://twitter.com/fumashin0307/status/1461585343627476993?s=20
https://twitter.com/MrKFwISDYklg6rT/status/1328350824938913792?s=20
ニュース、KAT-TUN、平成ジャンプと追い越して、なぜセクシーゾーンがこんな毎回紅白出てるのか不思議
— おにつかたかあき(ちっひー) (@Akustino0310) December 31, 2015
ネット上にはファンの祝福コメントがあふれているものの、ジャニーズファンからは、
「今さらKAT-TUNが初出場?」
「KAT-TUNはなんで選ばれたの?」
「ジャニーズWESTとかなにわ男子がよかった」
などの疑問の声が続出。
昨年まで4年連続で出場していたHey!Say!JUMPと、2年連続だったKis-My-Ft2は落選となり、また、同じくデビュー10周年が経過したSexy Zoneや、個々の活躍が目覚ましいジャニーズWEST、11月12日にデビューしたなにわ男子の出場にも期待が集まっていたが、いずれも落選。そんな背景もあり、KAT-TUNの決定には、「『紅白』になんでKAT-TUN? KAT-TUNよりジャニーズWESTのほうが活躍してると思う」などと、ジャニーズファンから率直な感想が漏れている
引用:いまとぴランキング
確かに、KAT-TUNは結成されてから15年も経ってなぜこのタイミングでの紅白初出場なのでしょうか?
詳しくその疑問について調査してみました!
【衝撃】KAT-TUNが2021年紅白初出場なのはなぜ?理由5つが奥深い!
KAT-TUNがこれまで紅白に出場できなかった理由は以下の5つが考えられます。
- ジャニーズ枠が少なかった
- レコード会社の選考
- グループのタイミング
- NHKから嫌われていた説
- ジャニコンを優先していた
詳しく解説していきたいと思います。
理由①ジャニーズ枠が少なかった
まず一つ目の理由として、
ことが理由として挙げられます。
そしてその限られた2組の枠には、KAT-TUNよりも先輩グループである、SMAPやTOKIOで埋まってしまっていたのです。
ジャニーズは1994年から2008年まで出場グループを絞っており、『紅白』へは『SMAP』と『TOKIO』の2組しか出さないという慣例を敷いていました。
引用:まいじつ
しかし、次第にジャニーズの出場枠も増え、
となり、2020年の紅白に出演したジャニーズ枠では7組と過去最多になりました。
こちらがこれまでのジャニーズ出演歴となります。
紅白に出演した年 | グループ名 |
2005年 | SMAP・TOKIO |
2006年 | SMAP・TOKIO |
2007年 | SMAP・TOKIO |
2008年 | SMAP・TOKIO |
2009年 | SMAP・TOKIO |
2010年 | SMAP・TOKIO・嵐 |
2011年 | SMAP・TOKIO・嵐 |
2012年 | SMAP・TOKIO・嵐・関ジャニ∞ |
2013年 | SMAP・TOKIO・嵐・関ジャニ∞ |
2014年 | SMAP・TOKIO・V6・嵐・関ジャニ∞ |
2015年 | SMAP・TOKIO・V6・嵐・関ジャニ∞・Sexy Zone |
2016年 | TOKIO・KinKi Kids・嵐・V6・関ジャニ∞・Sexy Zone |
2017年 | TOKIO・嵐・関ジャニ∞・Hey! Say! JUMP・Sexy Zone |
2018年 | 嵐・関ジャニ∞・Kis-My-Ft2・Hey! Say! JUMP・King & Prince |
2019年 | 嵐・関ジャニ∞・Kis-My-Ft2・Hey! Say! JUMP・King & Prince・ジャニーズJr. |
2020年 | 嵐・関ジャニ∞・Kis-My-Ft2・King & Prince・SixTONES |
2005年~2020年に出演したジャニーズの中で紅白出場回数が多かったグループはSMAPとTOKIOでした。
しかし今では、デビュー間もないジャニーズグループなど新人までもが出演しやすくなり、
ジャニーズ自体が出場しやすくなった
ことが理由のようですね。
理由②レコード会社の選考
紅白に出場できるかは、NHKが決めているわけではなく、レコード会社の存在が大きくかかわっています。
同じジャニーズ事務所でも所属するレコード会社は、グループごとに違います。
- J storm 枠:嵐、KAT-TUN
- avex trax 枠:Kis-My-Ft2
それぞれのレコード会社の枠に空きがない場合は、出場することができません。
KAT-TUNと一緒なレコード会社には嵐の存在があり、人気絶大な嵐は2010年~解散になる2020年までの10年間不動で紅白に出場しています。
嵐のメンバーである櫻井翔さんや相葉雅紀さんが司会を務めることもあり、NHKからもお墨付きの存在でしたよね。
そのため、
のではないかと考えられているようです。
理由③グループのタイミング
ジャニーズには、紅白に出場できる「タイミング」があるそうです。
〝デビュー○周年〟や〝○年目〟の節目には、お祝いとして紅白に出場できる慣例があるとのこと。
実際に、以下のジャニーズグループが紅白初出場を果たしたのは節目のタイミングでした。
- 嵐:デビュー10周年(2009年)
- V6:デビュー20周年(2015年)
- KinKi Kids:デビュー20周年(2016年)
- Hey!Say!JUMP:デビュー10周年(2017年)
- Kis-My-Ft2:デビュー10周年(2019年)
KAT-TUNは2016年にデビュー10周年を迎えていますが、当時は活動休止中。
そのため、
というわけです。
確かにそう説明されれば納得がいくかもしれません。
意外に、役所の様に慣例でガチガチの制度がジャニーズにはある印象ですね。
理由④NHKから嫌われていた?
こちらは噂ベースになりますが、
ため出場できなかったのではないかとの説です。
KAT-TUNは結成当初、グループ名の由来にもなっている6人でスタートしています。
- K:亀梨和也
- A:赤西仁
- T:田中聖
- T:田口淳之介
- U:上田竜也
- N:中丸雄一
しかし、2010年以降、3名のメンバーが脱退。
田中聖さんに関しては、2013年に副業や女性スキャンダルなど「事務所のルール違反」により脱退。
田口淳之介さんに関しては、2016年に「方向性の違い」ということから脱退していますが、脱退後の2019年に大麻取締法違反の疑いで逮捕されています。
NHKは、元メンバーとはいえ、評判が悪いイメージは紅白に合わないと思い出場させなかったのではないかとも言われているようです。
「NHKは、KAT-TUNの紅白選出に決して積極的ではなかったんです。脱退した一部メンバーの評判が悪く、紅白にふさわしいイメージではないというのが理由だそう。紅白の出場歌手の発表前後にも、元メンバーの田中聖が『朝倉未来にストリートファイトで勝ったら1000万円』という配信企画に参加を表明していました。結果、怪我でドタキャンして騒動になっていましたが、NHKとしてはあまり関与したくないというのが本音でしょう。
引用:日刊サイゾー
理由⑤ジャニコンを優先していた
毎年、大みそかから元旦にかけて行われているジャニーズカウントダウンコンサート(ジャニコン)。
このコンサートには、KAT-TUNはデビュー当時から参加しています。
そして、メンバーの脱退などで活動休止した後、2017年のジャニコンで活動復帰されています。
そのため、ジャニコンは、KAT-TUNにとって再スタートを切れた大事な場所。
紅白歌合戦と同時時間帯に放送されているため、
ではないかと言われているようです。
【衝撃】KAT-TUNが2021年紅白初出場できたのは嵐のバーターや亀梨おかげ?
亀梨のお陰
亀梨和也がNHK総合の土曜ドラマ『正義の天秤』に出演するなど、NHKとは良好な関係を保っているKAT-TUNだが、この選考には一悶着あったとか。
ジャニーズ事務所の売り込み
『紅白歌合戦』は、かつてのような勢いはないにしても日本で一番有名なテレビ番組であることに変わりはありませんし、出場歌手についてはNHKの上層部も交えながら半年間かけて選考されますから、本来ならばデビュー15周年くらいの話題性だけで出場できるものではないんです。ただ今年は、ジャニーズ事務所からの猛烈な売り込みがあって、KAT-TUNの出場を決定したようで……」(民放関係者)
「藤島ジュリー景子社長の指示のもとで、亀梨の売出しに熱心なんです。亀梨を俳優として活動させながら、司会業やスポーツ関連の仕事も増やそうとしていみたいですね。現在、亀梨が出演している『Going!Sports&News』(日本テレビ系)では、野球関連のコーナーを中心に担当しているのですが、同じ日テレで新しいスポーツ番組を立ち上げる計画があるそうです。その司会を亀梨が担当するという話が出ています。ジャニーズ事務所としては、好感度の高い亀梨を、俳優としてだけでなく司会者としても売り出していきたい考えなのでしょう」(民放関係者)
収益の為
「KAT-TUNは中丸雄一、上田竜也の2人はそれほどスケジュールが詰まってはいないので、亀梨さえ調整できればグループとして可動しやすいという利点がある。来年以降、ジャニーズは各グループが本格的にコンサートを再開していく予定ですが、KAT-TUNは固定ファンが多いため活動状況に比べて収益も良く、Snow ManやSixTONESなど売り出し中のグループに負けないよう、ファンがグッズを多く購入する傾向にあるというデータも出ているようです。なのでジャニーズは、KAT-TUNを優先して今回の紅白にねじ込んだみたいですね」(民放関係者)
嵐のばーたー
実はまだ発表されていませんが、嵐の櫻井翔と相葉雅紀を紅白の東京五輪関連コーナーに生出演させるというNHKの意向があるんです。そのためにも、ジャニーズ事務所の“ワガママ”を聞く必要があり、KAT-TUNの出場も上層部からGOサインが出たようです」(民放関係者)
これでは、嵐の“バーター”のような立ち位置になってしまいそうなKAT-TUN。紅白という初の晴れ舞台でその実力を見せつけ、周囲のノイズを蹴散らしてもらいたい。
他に出場できていないジャニーズ
紅白に出演していないグループは、KAT-TUNもあわせて5組います。
グループ名 | デビュー日 |
KAT-TUN | 2006年3月22日 |
NEWS | 2003年11月7日 |
ジャニーズWEST | 2014年4月23日 |
A.B.C.-Z | 2015年9月15日 |
Snow Man | 2020年1月22日 |
Snow Manは、2020年に紅白に出演する予定でしたがメンバーがコロナにかかり辞退。
KAT-TUNのほかにも出場に時間がかかるグループも多く存在しています。