2021年ノーベル物理学賞に真鍋淑郎さんが受賞されました!
日本人として28人目で、物理学賞としては12人目とのこと.
90歳というお歳ですが、現在もアメリカで研究をされているようです。
今回の記事では、
- ノーベル賞報道の概要
- 真鍋淑郎のプロフィール
- エリートすぎる学歴・経歴
- 国籍をアメリカに変えた理由
についてお届けいたします。
https://la-mere-poulard.jp/manabe-family/
Contents
真鍋淑郎がノーベル賞を受賞
日本出身で米国籍の90歳、真鍋淑郎さんがノーベル物理学賞を受賞されました。
【ノーベル賞】真鍋淑郎・米プリンストン大学上席研究員に物理学賞。物理法則をもとに地球全体の気候をコンピューター上で再現して予測する数値モデルを開発、国際社会の目を温暖化に向けさせました。#NobelPrize
▶関連ページへ https://t.co/WhdrJpS97mhttps://t.co/CD37l65V8u
— 日本経済新聞 電子版(日経電子版) (@nikkei) October 5, 2021
日本のノーベル賞受賞は2年ぶり。
物理学賞を取得するのは6年ぶりとなります。
ノーベル賞を受賞した真鍋淑郎さんは、
という考えの第一人者。
これまでの「物理学賞」は、
などから選出されることが多かったようですが、ノーベル賞に地球科学賞はなかったとのこと。
今回、
気象・気候を対象とするのは極めて珍しい
という理由で、賞に繋がったようです。
毎年、日本でも洪水や山火事などの災害が起こっている現状
真鍋さんも、
と語っている通り、これからますます注目される人物であることは間違いなさそうですね。
真鍋淑郎のwikiプロフ
- 名前:真鍋 淑郎(まなべ しゅくろう)
- 生年月日:1931年9月21日
- 年齢:90歳(2021年10月時点)
- 国籍:アメリカ合衆国
- 出身:愛知県四国中央市
- 研究分野:気象学
- 主な受賞歴:ベンジャミン・フランクリン・メダル(2015),クラフォード賞(2018),ノーベル物理学賞(2021)
真鍋淑郎さんは、愛媛県出身の90歳。
性格は、
な方の様です。
また、大学院の後輩も、
とインタビューで応えられていて、まじめな印象も受けますね。
今回の賞を受け、真鍋さんが話されている様子の動画もありました。
ノーベル物理学賞の受賞が決まった真鍋淑郎さん(90)は、日本時間の午後8時ごろからニュージャージー州の自宅前でNHKの単独インタビューに答え、「気候変動で物理学賞をもらうとは思っていなかったので、びっくりしています。」と話しました。https://t.co/YtMOJ0oQIG#nhk_video pic.twitter.com/5Hid25RgSY
— NHKニュース (@nhk_news) October 5, 2021
動画内からも、
- ゆっくりした口調
- 優しい雰囲気
- 「笑っていた方がいいのかな」という切り出し方でユーモアな印象
が伝わってきますね。
画像引用:NHK
ちなみにこちらが若い頃の真鍋さん。
祖父の代から医院だったという実家に生まれ、父親は村で唯一1人の医者として頼りにされていたようです。
その医院として長年診療を続けていたという真鍋淑郎さんの生家がこちら。
先祖代々エリート一家だったんですね。
現在はアメリカ合衆国国籍を取得しアメリカ暮らしています。
ノーベル物理学賞
真鍋淑郎さんらが受賞(合計3人が受賞)※真鍋さんはアメリカ国籍を取得なので
アメリカとして発表されてます pic.twitter.com/LqhypuQnzq— あるぴの@PS5/Xbox/Switch (@Alstroemeria938) October 5, 2021
真鍋さんの自宅は、アメリカ東部のニュージャージー州にあります。
報道ではアメリカの自宅写真も公開されていますね。
帰国すると、地元の友人と飲みかわしたりするといいます。
【wiki】真鍋淑郎の学歴と経歴がエリートすぎ!
学歴
真鍋淑郎さんの学歴についても調べました。
以下が出身小学校から大学までのまとめとなります。
出身小学校 | 新宮尋常高等小学校 |
出身中学校 | 愛媛県立三島中学校 |
出身高校 | 愛媛県立三島高等学校 |
出身大学 | 東京大学理学部地球物理学科 |
真鍋淑郎さんは、愛媛県宇摩郡新宮村(現・四国中央市)に生まれ、新宮尋常高等小学校に通いました。
その後、旧制三島中学校(現・愛媛県立三島高等学校)を卒業。
1953年に東京大学理学部地球物理学科を卒業しています。
現在の愛媛県立三島高等学校の偏差値は48。
東大理学部(理Ⅰ・Ⅱ)の偏差値は67で、理系の中でもトップクラスの偏差値です。
かなり優秀な学生だったこともうかがえますよね。
そして、1958年には東京大学大学院の博士課程を修了しています。
さすが、ノーベル物理学賞を受賞するだけあってすごい経歴ですね。
小学校時代の真鍋さんは、
- 成績優秀
- 勉強好き
- いつも勉強していた
- 気象に対する興味も当時から強かった
という少年だったことも同級生が証言しています。
同級生で今も新宮で暮らす大岡武重さん(89)は真鍋さんは特に成績優秀で勉強好きだったという。「すぐ隣に住む親戚も優秀だったが、『遊びに行っても(真鍋さんは)いつも勉強してる』と、ぼやいていた」。気象に対する興味も当時から強かったといい、「『日本は台風が来ないと雨が少ない』と言っていたことを覚えている」と大岡さん。
引用:朝日新聞
小学生時代から既に現在の真鍋さんの人材がつくられていたのですね。
経歴
真鍋さんは、現在プリンストン大学の上級研究員を務めていてアメリカ国籍を取得しています。
その地位に至るまですばらしい経歴を歩まれているようです。
- 1953年 東京大学理学部卒
- 1958年 東京大学院大学院気象学博士課程修了
- 同年 アメリカ国立気象局(言・米国海洋大気庁)で研究
- 同年 アメリカ合衆国国籍を取得
- 同年 米国気象局大循環研究部門の研究員
- 1963年 米国海洋大気庁地球流体力学研究所の上級研究員
- 1968年 プリンストン大学大気海洋科学プログラム客員教授
- 1983年 東京大学特別招聘教授に就任
- 1997年 日本の海洋研究開発機構に勤務(当時 海洋科学技術センター)
- 2001年 宇宙開発事業団・海洋科学技術センター、地球フロンティア研究システム地球温暖化予測研究領域長
- 2008 名古屋大学特別招聘教授
- 2001年 プリンストン大学で研究
- 2021年現在 プリンストン大学の上級研究員を務める
研究のほとんどをアメリカで過ごしている真鍋さん。
真鍋さんの功績も以下の通りかなり優秀であることが判明しました。
1966年:藤原賞(日本気象学会)
1967年:Clarence Leroy Meisinger賞(アメリカ気象学会)
1970年:米商務省ゴールド・メダル
1991年:カール=グスタフ・ロスビー研究賞(アメリカ気象学会)
1992年:第1回ブループラネット賞
1993年:Roger Revelle Medal(アメリカ地球物理学連合)
1995年:朝日賞
1997年:ボルボ環境賞
2007年:マギル大学より名誉博士号
2010年:ウィリアム・ボウイ・メダル(アメリカ地球物理学連合)
2015年:ベンジャミン・フランクリン・メダル
2016年:BBVA Foundation Frontiers of Knowledge Award
2018年:クラフォード賞
2021年:ノーベル物理学賞
2015年に獲得しているベンジャミン・フランクリン・メダルはアメリカのノーベル賞に値する賞です。
また、2018年のクラフォード賞は、受賞者が研究資金を得ることによって研究の更なる進歩を促進するように意図されており、
賞金は50万USドル(2018年当時日本円で約5,600万)
となっているほどのすごい賞を受賞。
そして今回、ノーベル賞を受賞されていますね。
ノーベル賞の受賞理由としては、
- 地球の気候を物理的にモデル化し、温暖化の正確な予想を可能にした
- 二酸化炭素が2倍になれば表面温度が2度上がると初めて予測した
ことが今回の賞につながったといいます。
真鍋淑郎が国籍をアメリカに変えた理由が衝撃的!
真鍋淑郎さんは、愛知県生まれの日本人ですが、研究のために渡米してすぐにアメリカ国籍に国籍を変更されています。
国籍に変えた理由については、SNS上でも気になる人が多数いるようです。
真鍋淑郎さん
ノーベル物理学賞受賞おめでとうございます㊗️アメリカ国籍を取得しているので、アメリカ人としての受賞となる
なぜ、米国籍を取得して米国で研究しなければならなくなったのか
もしも、日本の研究予算が潤沢だったなら、こうなったのか
研究者が母国で研究できない国
それがニッポン— 痩せたソクラテス (@Thin_Socrates) October 5, 2021
“プリンストン大学の上級研究員で、アメリカ国籍を取得している真鍋淑郎さん(90)が選ばれました”
日本の大学に所属されておらず、アメリカ国籍を取得されている。その選択の理由を知り、改善しないと国内から受賞者を出すことはできないのでは?
— Key (@Key14932405) October 5, 2021
https://twitter.com/taka35710425/status/1445391003448381452?s=20
今回のノーベル賞受賞に関しても、
”Syukuro Mnanabe USA”と記されており、あくまで、
アメリカ人の学者としてノーベル賞を受賞した
という紹介になっています。
アメリカ国籍に変えた理由ですが、SNS上では、
という声が上がっていました。
実際の所、正確な情報は見当たりませんでしたが、真鍋淑郎さんは過去のインタビューで、以下のように語られているようです。
国籍を変えた理由について、ノーベル物理学賞受賞の真鍋淑郎さん。
「日本人は調和を重んじる。イエスがイエスを意味せず、周りが何を考えるかを気にする。米国人は好きなことをやる。私は私のしたいことをしたい。調和に生きる人間ではない」 pic.twitter.com/rQQXn3PIE4
— Gakushi Fujiwara / 藤原学思 (@fujiwara_g1) October 5, 2021
性格がユーモアなだけあって、考え方も盛大な真鍋さんのようです。
日本人の特性までも知った上で、ご自身の好きなことを達成するためにも研究地をアメリカに変えたという事ですね。
【wiki】真鍋淑郎の学歴と経歴がエリートすぎ!国籍をアメリカに変えた理由が衝撃的!まとめ
以上、真鍋淑郎さんについて詳しく調査してみました。
アメリカ国籍とのことですが、元々は愛媛県生まれの日本人。
同じ日本人として今回の賞を誇りに思います。
これからの気象の研究がこれからどんどん発展していくことを期待しております。
真鍋淑郎さん、ノーベル賞受賞おめでとうございます!