2021年11月29日、日本大学の田中英寿理事長が所得税法違反容疑で逮捕されたと報道されました。
田中英寿さんは、過去度重なるスキャンダルが報じられ、かなり黒い人物として有名ですよね。
そこで今回は、
- 田中英寿の過去のスキャンダル総まとめ
- 山口組との関係は?
- 脱税問題について
という内容でお届けいたします。
Contents
田中英寿理事が逮捕
2021年11月29日、日大理事の田中英寿さんが逮捕されたと報道されています。
日大の田中英寿理事長を逮捕 所得税法違反容疑で東京地検特捜部:東京新聞 TOKYO Web https://t.co/vqfoALdlqx
— 東京新聞編集局 (@tokyonewsroom) November 29, 2021
以前より、多額の資金を受け取りながら税務申告していなかった疑いが指摘されていた田中英寿理事。
今回ついに逮捕されてしまったようですね。
田中英寿理事と言えば、過去には度重なるスキャンダルが報じられ「黒い人物」として有名ですよね。
過去のスキャンダルはどんなものだったかまとめてみました。
田中英寿のプロフィール
- 名前:田中 英寿(たなか ひでとし)
- 生年月日:1946年12月6日
- 年齢:74歳(2021年11月時点)
- 出身地:青森県五所川原市
- 出身校:日本大学経済学部経済学科
田中英寿理事長は日本大学経済学部出身の現・日本大学理事長を務めている人物。
小学校の頃から相撲を始め、大学3年の頃には学生横綱になり、3度のアマチュア横綱に輝き、34ものタイトルを獲得。
1980年の現役引退までアマチュア相撲で活躍してきた人物です。
大学卒業後は日本大学脳獣医学部の体育助手兼相撲部のコーチの職に就任。
1989年には日本大学相撲部の監督に就任し、元大相撲力士でタレントや解説者としても活躍する舞の海さんを始めとする数々の力士を輩出した実績もあります。
2002年には大学の常務理事に就任し、その他にも校友会会長などを歴任して2008年に日本大学の理事長に就任しています。
【黒い噂】日大理事長・田中英寿のスキャンダルまとめ!山口組との関係や脱税疑惑について調査!
学生時代から功績の数々で、理事長の座もようやく掴み取った実力者。
どれゆえ、一部では、「独裁者」「日本のドン」などあだ名もつけれられているようですね。
そんな田中英寿理事はこれまで数々のスキャンダルが報じられています。
- 悪質タックル騒動
- 暴力団との関係
- 不正受領
- 脱税疑惑
順番に確認していきましょう。
スキャンダル①悪質タックル騒動
2018年5月、日大と関西学院大学とのアメフトの定期戦で、日大の選手が、味方にパスを出して無防備な関学のクォーターバックに激しいタックルを浴びせ、大怪我を負わせた悪質タックル問題。
この時、“黒幕”として名前が浮上した人物が、日大アメフト部の大物OBである、件の井ノ口氏でした。
悪質タックルは、日大アメフト部の監督とコーチの指示によるものだったのかどうかが焦点となり、警視庁も捜査に乗り出すなか、大学側は第三者委員会を設置。
その調査報告で、井ノ口氏は、加害者の学生とその父親を口封じのために呼び出し、『(応じないなら)日大が総力を挙げて、潰しにいく』と恫喝したことが明らかになりました。
集中砲火を浴びた井ノ口氏は日大事業部の取締役を退き、18年7月には理事も辞任。
しかし、ほとぼりがさめた19年12月に事業部取締役に返り咲き、昨年9月には理事にも復帰しています。
このタックル騒動に関して、週刊文春が田中英寿理事長に突撃取材を行った際、
とコメント。
この田中英寿理事長の対応には日本大学の卒業生などから批判的なコメントが寄せられました。
スキャンダル②暴力団との関係
黒い噂の1つとして、山口組組長の篠田建市氏(通称:司忍)との関係が噂されています。
田中英寿理事長と山口組の関係や疑惑が噂されたのは、指定暴力団・住吉会の会長らとのスリーショットが週刊文春によって掲載されたことが発端となっています。
https://twitter.com/yasu_yasuno_sa/status/996130126613037056?s=20
さらに、住吉会会長とのスリーショットをスクープされた同年9月には、同じく指定暴力団である山口組の組長とのツーショットが海外のメディアによって報じられ、当時は大きなニュースとなりました。
https://twitter.com/yasu_yasuno_sa/status/996123596224323584?s=20
画像は、海外メディアが取り上げたもの。
当時、日本オリンピック副会長であった田中英寿理事が暴力団組長と一緒にいることは由々しき問題だと注目されました。
これが公開された前年の2013年、工事受注業者から不正な献金・500万円を受け取っていたと報じられており、
と噂されていました。
また、一部では日本大学の教授が山口組に関連する組織から多額の借金をしていたとも言われており、田中英寿理事長の身辺では黒い噂や疑惑が尽きないようです。
スキャンダル③不正受領
田中理事長は2012年までの約6年間に、日大の工事を受注している建設会社から合計で500万円以上を受け取っていると読売新聞ほかで報じられている。
しかし、不明なお金の流れがあるとの疑いで、14年8月には東京国税局が査察に入ったこともあります。
この問題が多い田中体制を右腕として支えてきたのが内田前監督だったとも報道されています。
しかも、こんなに問題が大きくなったいるのにパチンコに行っていたとの報道も!!
日大アメフト事件がとっくに公になった後の5月20日夜、のんきに閉店までパチンコをしていた日大理事長の田中英寿さん。パチンコ店から出てきた田中さんを文春記者が今回の事件を直撃したところ「俺、知らないもん、全然」ですって。暴力団との交際写真も「合成写真」と逃げているし、この人真っ黒け。
— Yu Ikari (@ikari_yu) May 24, 2018
スキャンダル④脱税
東京地検特捜部は29日、所得税約5300万円を脱税したとして、所得税法違反の疑いで日本大学理事長の田中英寿容疑者(74)を逮捕した。背任罪で起訴された元理事井ノ口忠男被告(64)らから多額の資金を受け取りながら税務申告していなかった疑いが指摘されていた。特捜部は背任容疑での立件は見送ったが、井ノ口被告らの供述に基づき脱税容疑を立証できると判断したもようだ。
田中容疑者は「現金を受け取っていない」と説明しており、容疑を否認している。日大広報部は「理事長の役員報酬や妻が経営する飲食店の利益など個人的な財産で、税務申告は適切に行ったと聞いている」としていた。