2022年1月28日、人気YouYuberコレコレさんの配信により、イラストレーターの古塔つみさんのトレパク疑惑が取り上げられました。
古塔つみさんは、SNSでも人気があるイラストレーター。
15万で売買される絵があったり実力ある方として知られているだけに、今回のパクリ疑惑が炎上中です。
今回の記事では、
- 古塔つみのトレパク作品と元画像を比較
- 賠償金は発生する?金額は?
- 古塔つみとYOASOBIの今後の契約は?
という内容でお届けいたします。
https://la-mere-poulard.jp/kotoutumi-otoko/
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コレコレ生配信により古塔つみのトレパク疑惑浮上
2022年1月28日、人気YouTuberのコレコレさんにより、古塔つみさんのトレス疑惑が取り上げられました。
▼1:45:45~▼
リスナーからのタレコミで取り上げられたネタですが、酷似する作品があまりにも多いため、話題となっていますね。
他のアーティストの作品を模写して商品として売っている、いわゆる「トレパク」疑惑が浮上しており、話題となっているのです。
トレパクとは?
「トレースでパクる」の略語。元作品をマネして自分の作品の様に見せかける、いわゆる模倣作品をつくること。
また、古塔つみさんのTwitterは現在コメントやリプライが制限されているようです。
こうしたことからも今回のトレパク疑惑は真実味が増してきていますね。
古塔つみとは?
- 名前:古塔つみ
- 生年月日:非公開
- 年齢:非公開
- 性別:非公開
- 出身地:愛知県
- 職業:イラストレーター
- コラボ実績:YOASOBI『夜に駆ける』(2019年)・Bentham『DO NOT DISTURB』(2020年)・藤川千愛『愛はヘッドフォンから』(2020年)・atmos(2021年)・『騙し絵の牙』(松竹2021年)
古塔つみさんは、2017年ごろよりSNS上で活動を開始している有名な絵師。
しかし、年齢も性別も非公開の謎に包まれた方です。
近年ではYOASOBIの絵も手掛けたことで注目される存在となりました。
また、ユニクロTシャツとのコラボやポケモン・ポッチャマコラボなど、大手企業ともイラストコラボを手掛ける人気絵師です。
他にも、プロフィール欄にあるように、Benthamのアルバム「DO NOT DISTURB」のイラストも担当しています。
古塔つみさんは「あっ、女子しか描けません。すてきな人しか描けません。」をキャッチコピーとしている通り、作品は全て女性が対象。
音楽関連のアートワークやアパレル・ブランドとのコラボレーションを手掛けています。
現在は個展も開いており、古塔つみさんのイラストは高額で取引されているほど。
商売されているだけあって、今回噂されているトレパク疑惑がかなり気になります。
【比較画像】古塔つみトレパク疑惑作品18つ!酷似しすぎて大炎上‥
では、早速話題となっているトレパク疑惑の作品を紹介していきます。
疑惑が浮上しているのは、全部で18つの作品。
順番に見ていきましょう。
疑惑①有名写真家デレク・リジャーズの写真と酷似
まず一つ目は、世界的に有名な写真家デレク・リジャーズさんの写真をトレースしているのではないかという疑惑です。
デレク・リジャーズさんの写真が左、古塔つみさんのイラストが右になります。
元作品を反転させて、古塔つみさんのイラストと被せてみると…
これでもかってほどに合致してます!
全体の構図が酷似しているだけでなく、肩の位置やシャツの形など細かいところまで一致していることが分かります。
こちらの作品は個展にも出展されていました。
疑惑が本当であれば、パクった作品を自分の個展で展示していることになります。
それはさすがにまずいですよね…
疑惑②15万で取引されたジャリーサ・ザイカランの作品
こちらは、ジャリーサ・ザイカランの作品。
ジャリーサ・ザイカランの作品が左、古塔つみさんのイラストが右になります。
こちらも重ねてみると…
やはりかなりの具合で合致。
重ねてみてここまで合致してしまうと、トレパク疑惑は本当なのではないかと深まっていきますよね。
【比較画像】古塔つみトレパク疑惑作品18つ!
実際に疑惑が報じられている作品はまだまだあります。
古塔つみの作品が右、元作品が左、というように順々に羅列していきます。
疑惑③
疑惑④
疑惑⑤
疑惑⑥
疑惑⑦
疑惑⑧マチルダ
疑惑⑨
疑惑⑩
疑惑⑪
疑惑⑫
疑惑⑬
疑惑⑭
疑惑⑮
疑惑⑯
疑惑⑰
疑惑⑱
かなりの数の作品がかなり酷似していることが判明していますね。
1つや2つの作品が似ているだけならまだしも、ここまで多いとさすがにトレパクを疑ってしまうのも分かる気がします。
古塔つみはトレパクでYOASOBIとの契約もクビで賠償金も?
トレパク疑惑が非常に黒に近いことが分かりましたが、実際、「トレパク」は罪になるのでしょうか?
法律を確認すると、著作権侵害について下記のような見解が存在します。
著作権侵害を構成する利用行為には、(1)SNSにアップする(公衆送信権等。著作 権法23条1項)、(2)有料無料を問わず公衆に譲渡する(譲渡権。著作権法26条の2第1項 )などの行為が含まれます。
引用:著作権法
つまり、
トレースした作品を販売したり、SNSにアップするのは違法行為
という事になります。
古塔つみさんは、実際、こちらのイラストを高額取引されています。
されています。
また、ご自身のSNSのプロフィール写真も、今回トレパク疑惑が浮上している画像の一枚でアップしています。
もしトレパクが事実だとすると、賠償金問題になりかねる可能性もありますよね。
では、もし賠償金が発生する場合、どのくらいの金額になるのでしょうか?
通常は、侵害品の売上額にライセンス料率を乗じた額となるようです。
著作権者が受けるべきライセンス相当額を、著作権者の損害額とすることができます。通常は、侵害品の売上額にライセンス料率を乗じた額となります。
引用:知財FAQ
例えば、20万円のソフトウェアの違法コピー100個をダウンロード販売した場合に、ライセンス料率が50%であるとすれば、著作権者の損害は20万円×100個×0.5=1000万円とすることができます。
つまり元の作品のライセンス料率に応じて金額は変わるというわけですね。
しかし、基本的にパクられた人が行動を起こさない限り特に問題にはならないようです。